練馬区上石神井F様の相続税申告事例
税理士法人ブライト相続 吉祥寺事務所にご依頼いただいた練馬区上石神井の相続税申告事例についてご紹介します。
※お客様のお名前はプライバシー保護のため仮名とし、写真はイメージです。
練馬区上石神井F様の相続税申告の概要
目次
1.遺産分割で揉めて話し合いにならず、相手方の税理士から高圧的な対応をされた...
妻・長女VS二女の対立関係にあった。
二女は幼少期から母からの精神的支配を受けており、いわゆる毒親であったとのこと。
長女は素行が悪く社会性にかける言動が目立ち警察の厄介になることもあったとか。
二女からその他二人へ相続手続きの話を持ち掛けても、罵詈雑言がひどく精神的に参ってしまい、二女としては会うことも連絡を取ることも控えたい状況にあった。
ある日、妻・長女から依頼を受けた税理士から二女へ電話があり、「妻・長女は相続分での遺産分割を考えているし、二女の悪いようにはしない、なるべく二人とは会わないように進めるので来所してほしい」という打診をされたが、その態度が高圧的でとても感じが悪く明らかに妻・長女から二女の悪口を吹き込まれていると感じたため信用ができず断った。
遺産の詳細を捉えるための主要な資料や情報は妻・長女が掌握しており、上記のような状況の中、申告期限までに遺産分割をまとめて申告納付を終えるのは絶望的に思えた。
申告期限までに遺産分割がまとまらない場合、1,200万円の相続税を支払う必要があるが、二女は二人の子(大学生、中学生)を育てるシングルマザーで経済的な余裕はあまりなく、申告期限付近では大学の学費を予定もあり、相続税は自己資金で到底工面できる額ではなかった。。
2.「お話を来てもらえるだけでもどんなに救われたか」と涙ながらに感謝のお言葉を頂き、契約となった。
最初は電話相談だったが、1時間以上に渡り語られるお話に対し真摯に耳を傾けた。
母がいかに毒親であったかや長女の素行の悪さに関する様々なエピソード、家族間に深刻な不和がある中でどのように相続の手続きを進めれば良いのか、申告期限までに納税ができないかもしれない不安など、とりとめもなく話される様子はとても憔悴しているようにうかがえた。
申告は揉めていても共同でしなければならないという認識(これが二女を特に悩ませていた)を持っていたが、その誤解を解き、また、少なくない費用はかかっても弁護士の協力が必要な状況であることを諭し、面談を実施することになった。
3.弁護士が間に入って協議を進め遺産分割協議をまとめた上で、申告期限の3週間前に申告と納税を済ませることができた。
依頼者の精神的負担が大きく、ブライト相続から紹介した弁護士が間に入って協議を進め(妻・長女は弁護士に依頼せず)遺産分割協議をまとめた上で、申告期限の3週間前に申告と納税を済ませることができた。
弁護士からの開示請求を行ったことで、遺産の内容を把握するための資料・情報を入手する上で相手方税理士の協力的姿勢を引き出すことができた。
当方の調査でも把握していたが、相続開始前6ヶ月間において被相続人の預金口座からの総額3,000万円の引き出しがあった。これについては、妻の口座に流れていると思われたが、協議の中で精査を行い大部分を遺産に含める取り扱いをすることとなり、税務的にも法務的にも二女にとって納得感のある分割協議を行うことができた。
担当税理士紹介
山田 浩史/Hiroshi Yamada
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